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夏のダメージをそのままにしない。秋冬こそ「リセット&再生」の季節
スキンケアと聞くと、たくさんのアイテムや特別なケアを思い浮かべる方も多いかもしれません。けれども本当に大切なのは、「肌の状態を日々整えておくこと」。 それは決して複雑なことではなく、シンプルなケアの積み重ねが、実は最も効果的です。
季節の変化やストレス、睡眠不足…。肌は毎日の生活の影響を受けています。特に秋冬は、乾燥と血行不良により代謝が落ちやすく、ハリが失われやすい時期。 だからこそ、肌を甘やかすのではなく“整える”ことが大切です。
お手入れの基本は、クレンジング・保湿・保護。この3つを丁寧に行うだけで、肌の調子は驚くほど変わります。 また、スキンケアを「心を整える時間」として捉えることで、ストレスも和らぎ、肌のコンディションにも良い影響を与えます。お肌の状態が良いと、自然と気持ちも落ち着き、自信が持てるようになるはずです。
毎日の積み重ねが未来の肌をつくります。特別なことをするより、「続けられること」を続けていくことが、若々しい肌を守るいちばんの近道です。
この美容コラムを読まれている方は、きっと美意識の高い方のはず。夏のダメージを進行させないことが、お肌の老化の進むスピードもゆるやかになります。だからこそ、この季節はしっかりとお肌の潤いをキープすることに意識して、若々しいお肌を手に入れましょう。
シンプルな毎日の美容のヒント7つのヒントを、こちらのInstagramでもご紹介しています。▶︎Instagramで見る
肌は心の鏡。
季節の変わり目に寄り添う、静かなスキンケア術
— 処暑の頃、肌は揺らぐ。 —
暦の上では処暑。
暑さが少しずつ和らぎ、風に秋の気配を感じ始める頃。
けれども、肌にとってこの時季は決して穏やかとは言えません。
夏に受けた紫外線や冷房による乾燥、さらには朝晩の寒暖差によって、
肌のバリアは一時的に不安定になり、“ゆらぎ肌”を引き起こしやすい時期です。
ゆらぎ肌とは?
「乾燥しているのに、べたつきも感じる」
「普段使っているスキンケアが合わない気がする」
「急に赤みやかゆみが出るようになった」
そんなふうに、肌の状態が安定しない一時的な敏感状態を指します。
体調やストレス、環境の変化とも深く関わっており、放っておくと慢性的な肌トラブルに繋がることも。
この時季に意識したい、上品なスキンケアの心得
1. “攻め”より“守り”のケアを
肌が不安定なときは、美白やピーリングなどの積極的なケアは控えめに。
まずは「肌の土台を整える」ことを優先しましょう。
低刺激処方の化粧水・美容液で、水分と油分のバランスを丁寧に整えることが第一歩です。
2. シンプルなステップこそ、贅沢
工程を増やすほど、肌に触れる回数も増え、摩擦や刺激が加わります。
潔く、化粧水・乳液・クリームの3ステップに絞るのも、美しさへの近道。
肌が喜ぶ“最小限の手入れ”を心がけて。
3. “温もり”を味方に
冷房や気温差で冷えやすいこの季節。
スキンケア前に手のひらで肌を温めるプレタッチや、温かいタオルでの蒸しケアもおすすめです。
温かさは、血流を促し、スキンケアの浸透も助けてくれます。
最後に ー 肌は“鏡”のようなもの
外気や環境の変化だけでなく、心の状態も肌に映し出されます。
忙しさの中にも、一日数分、自分に向き合う“静かな時間”を設けることが、
健やかな肌と心を育ててくれます。
この処暑の時期、肌と心をひとつの風景として慈しむように。
“整える”という行為が、ひとつの美しさとして、静かに香り立つことでしょう。
季節の変わり目に気をつけたいお肌の手入れ5選。
寒くなると、空気が乾燥してお肌も影響を受けやすくなってきますね。冬の肌は特に乾燥しやすいので、しっかりとケアをすることが大切です。私は年齢を重ねてくると、お肌の乾燥はシワやたるみを加速させるものと思っているので、この時期にいつも気をつけている乾燥予防のためのワンポイントアドバイスをご紹介しますね。
1. 保湿ケアを重視
寒い季節は湿度が低くなるため、肌の水分を守るために保湿が非常に重要です。洗顔後はすぐに保湿剤を使い、肌の水分が逃げないようにしましょう。特に、ヒアルロン酸やセラミドを含んだ保湿剤が効果的です。セラミドは皮膚のバリア機能を強化し、乾燥から肌を守ります。
2. 加湿器の使用
室内が乾燥していると、肌の水分もどんどん奪われていきます。加湿器を使って部屋の湿度を一定に保つことで、肌の乾燥を防ぐことができます。
3. ぬるま湯で洗顔
寒くなるとお湯の温度が気になりますが、熱すぎるお湯で顔を洗うと皮脂が過剰に取れて乾燥を引き起こす原因になります。ぬるま湯で優しく洗顔することが大切です。
4. UVケアも忘れずに
冬でも紫外線は存在します。特に雪の反射や曇りの日でも紫外線は降り注いでいますので、冬でもUVケアを行いましょう。日焼け止めを毎日塗ることで、肌を守り、乾燥やシミを予防できます。
5. 栄養バランスの取れた食事
肌の健康は内側からも影響を受けます。ビタミンCやE、亜鉛などの栄養素は肌のターンオーバーを助け、乾燥を防ぐ効果があります。季節の野菜やフルーツを積極的に取り入れて、内側からも乾燥対策をしましょう。
いかがですか?これはお肌へ直接に保湿剤を与えること、加湿器で間接的にお肌を乾燥させないこと、温度の高いお湯で皮脂を取りすぎないこと、常に紫外線からお肌を守りシミ、しわを予防すること、内面からお肌を健康にするための栄養素を取ること、と大まかに覚えておかれるといいと思います。
これはきちんとできているなぁとか、これはできてなかったので、次に意識的に頑張ってみようとか。お肌をより良い状態で保つためには、いろんな側面から気をつけることが大切です。冬でも乾燥知らずの肌を目指しましょう!
乾燥を制するものは たるみを制する。
BEAUTY メッセージ
「優雅に年を重ねること。それは年齢とともに訪れる変化を受け入れると同時に、健康や見た目を維持するために積極的に取り組むことを含みます。自己ケアの実践、前向きな思考、そして積極的な姿勢が含まれます。」
肌の乾燥は見た目の老化を進める原因の一つ。シワ、たるみ、くすみ、シミ・・・
乾燥の対策ができていればOK!これはただ、保湿ケアをしているだけではなく
乾燥が気にならない!
そのためのスキンケアも最適に行うかどうかは、上の↑の写真を参考に緩やかに年齢を重ねるか、一気に老け込んでしまうかイメージしてみて自分はどうありたいか考えてみるのもいいかも。
勘違いしてほしくないのは、実年齢は50代、60代なのに20代や30代のフェイスラインやお肌のハリや弾力を求めること。
年齢に関係なくお肌のキメが整い、ツヤ、透明感があれば、あなたの印象はぐんと変わるはず。






