BLOG
季節の変わり目に寄り添う、静かなスキンケア術
— 処暑の頃、肌は揺らぐ。 —
暦の上では処暑。
暑さが少しずつ和らぎ、風に秋の気配を感じ始める頃。
けれども、肌にとってこの時季は決して穏やかとは言えません。
夏に受けた紫外線や冷房による乾燥、さらには朝晩の寒暖差によって、
肌のバリアは一時的に不安定になり、“ゆらぎ肌”を引き起こしやすい時期です。
ゆらぎ肌とは?
「乾燥しているのに、べたつきも感じる」
「普段使っているスキンケアが合わない気がする」
「急に赤みやかゆみが出るようになった」
そんなふうに、肌の状態が安定しない一時的な敏感状態を指します。
体調やストレス、環境の変化とも深く関わっており、放っておくと慢性的な肌トラブルに繋がることも。
この時季に意識したい、上品なスキンケアの心得
1. “攻め”より“守り”のケアを
肌が不安定なときは、美白やピーリングなどの積極的なケアは控えめに。
まずは「肌の土台を整える」ことを優先しましょう。
低刺激処方の化粧水・美容液で、水分と油分のバランスを丁寧に整えることが第一歩です。
2. シンプルなステップこそ、贅沢
工程を増やすほど、肌に触れる回数も増え、摩擦や刺激が加わります。
潔く、化粧水・乳液・クリームの3ステップに絞るのも、美しさへの近道。
肌が喜ぶ“最小限の手入れ”を心がけて。
3. “温もり”を味方に
冷房や気温差で冷えやすいこの季節。
スキンケア前に手のひらで肌を温めるプレタッチや、温かいタオルでの蒸しケアもおすすめです。
温かさは、血流を促し、スキンケアの浸透も助けてくれます。
最後に ー 肌は“鏡”のようなもの
外気や環境の変化だけでなく、心の状態も肌に映し出されます。
忙しさの中にも、一日数分、自分に向き合う“静かな時間”を設けることが、
健やかな肌と心を育ててくれます。
この処暑の時期、肌と心をひとつの風景として慈しむように。
“整える”という行為が、ひとつの美しさとして、静かに香り立つことでしょう。